Needlework Note

yukamikama.exblog.jp
ブログトップ | ログイン
2019年 09月 12日

マイセン動物園展

土曜日の夕方、パナソニック 汐留美術館で開催中のマイセン動物園展へ行って来ました。
マイセン動物園展_b0068643_21543141.jpeg




一部を除いて、写真撮影okでした。
マイセン動物園展_b0068643_19405733.jpeg
マイセンと言えば、ブルーオニオンや可憐な花柄の絵付けを思い浮かべますが、今回の展示は躍動感のある動物モチーフに焦点が当てられていました。

猿の音楽隊。仕草や表情豊かです。
バッハのようなヘアスタイルのカツラを被った指揮者がユニークです。
マイセン動物園展_b0068643_19434180.jpeg
小鳥が主役の絵皿。
マイセン動物園展_b0068643_19443489.jpeg
縁に描かれた虫達も繊細で美しいです。
マイセン動物園展_b0068643_19454425.jpeg
こちらの2つの作品は、ポプリポットです。
1820-1920年頃に作られた
「ヴァトー風恋人図ポプリポット」個人蔵。
マイセン動物園展_b0068643_19524969.jpeg
花びら一枚一枚まで個性豊かに表現された花々は、ポプリを入れなくても香りそうです。
今にも動き出しそうな虫もいます。
黒くて動きが速い虫を連想して、少し寒けが。。
マイセン動物園展_b0068643_19552375.jpeg
絵付けはロココ調で優雅なデザインです。
マイセン動物園展_b0068643_19582950.jpeg
こちらの作品も大物で。
マイセン動物園展_b0068643_20031845.jpeg
小花が一面に貼られた力作達。
マイセン動物園展_b0068643_20053237.jpeg
この装飾はスノーボールと呼ばれ、アウグスト3世が王妃に「枯れない花を送りたい」という願いから作られたモティーフだそうです。
時代とともに彩色した小鳥や草花で飾られ、より立体的で自然主義的かつ装飾的なものに発展したようです。
こちらの黄色い鳥はカナリアです。
個人所蔵の作品が多く、二度と見ることができないような品が多いと感じました。
マイセン動物園展_b0068643_20182479.jpeg


by yukamikamama | 2019-09-12 08:06 | Others | Comments(2)
Commented by piecingflower_v93 at 2019-09-15 19:33
こんばんは。
マイセン展をお教えくださり、ありがとうございました。昨日、行ってきました。
とても美しく、ため息の連続でした。
貴女のHedeboのランプシェード、上品で素敵ですね。丁寧なお仕事、いつも楽しみに拝見させていただいております。❤︎
Commented by yukamikamama at 2019-09-17 20:18
piecingflower_v93さん>
こんばんは(^^)
マイセン展へ行かれましたか。職人による技巧は素晴らしくて、センスの良さも際立つ作品ばかりでした。実物を間近で見る機会は少ないので、良い機会だったと思います。
Hedeboのランプシェードは、先生のデザインが美しいので、点灯すると未熟な腕前も目立たなくなりました。褒めてくださって、ありがとうございます。嬉しいです。


<< オレンジピールのキルト 4      Hedeboのランプシェード >>