|
2006年 11月 25日
先日、図書館で借りた、キルト研究家 小野ふみえさんの本「花かご揺りかご」。この本は、「キルトに聞いた物語」の続編で、小野さんが所蔵されているアンティークキルトが美しい写真と共に詳しく解説されています。 どのキルトも魅力的ですが、不思議な光を放つ”フロードリーのキルト”に胸キュンしちゃいました。(≧▽≦)キャ♪ Book: 「花かご揺りかご」、「キルトに聞いた物語」 小野ふみえ by 暮らしの手帖社 アップリケキルトに胸がときめいた事はないのですが、深みのある美しい赤い布のアップリケと憧れのホワイトキルトを彷彿とさせるキルティングにウットリ・・・。見れば見る程、不思議な魅力を感じます。(* ̄ー ̄*)ハァ~ このキルトは、婚礼前の女性がインディアナ州で作った物(1860~70)。白地布に赤い布で作った4つのアップリケが乗っています。 キルトのモチーフには、それぞれ意味があって、ボーダー模様には豊穣を意味する葡萄の実、夫婦2人の縁が続くようにと1周繋がった蔓。 葉はアップリケに使われ、その先にはフロードリー(百合の花)のモチーフが使われています。 フロードリーは、フランス王室の紋章であり、聖母マリアに関係する物に良く使われ、処女の象徴だとか。。。 このアップリケに使われている赤い布の色はターキーレッドですが、レッドワークで目にする赤い色より深みがあり、しかも数種類の柄布が使われています。 この時代のターキーレッドの小柄布はフランスやイギリスで染められた布のようです。 アップリケの周りには、フリーハンドで描いた様な、お花模様のキルティングが所狭しと施されて可愛らしいです。(*'∀'*) 数箇所に、クリューエル刺繍で良く見掛けるお花そっくりのモチーフを見つけました。特別の思い入れがあるのか、ここだけ2本のラインでキルティングされています。 このキルトを良く見ると、アップリケの柄布の選びと配置が様々で、葡萄の蔓のキルティング模様が1部分だけ大きさが違っています。 規則性を持ちつつ、ちょっと崩して作る事って素敵♪共感します。 きちんと揃った物を機械で作る大量生産品とは違う手作りの温かさ、作り手の遊び心を感じます。 アメリカで作られたキルトですが、移民の人達が伝える文化、技法がふんだんに盛り込まれ、欧州の香りを放っています。 このアップリケのパターンは、左右上下対象。ドイツのシェーレンシュニッテという切り紙細工のように、紙を8つに折ってハサミで切って作られたそうです。 この方法でパターンを4ブロック使うペンシルヴァニア・ダッチ(ドイツからペンシルヴァニアに移住した人々)のキルトとパターンを1ブロック使うハワイアンキルトは従姉妹同士の関係だそうです。 すっかり、真似をして作ってみたくなり、居ても立っても居られず、手が動き・・・早速、愛用の方眼紙を取り出して製図をして切り紙をして。。(≧ω≦) 厚紙で、型紙も作っちゃいました。小さいサイズは、百合の花。大きいサイズは葡萄の葉です。葡萄は大好きです。葡萄畑の眺めは美しく、生で食べるのもアルコールで飲むのも大好き!(≧m≦)ムフフ 本に載っているキルトは、210×210cmとビッグサイズなので、半分サイズで作ってみようと思います。 染める作業に3ヶ月という手間隙を掛けるターキーレッド(トルコ赤)の布は、第一次世界大戦(1918年)後、化学染料が登場して衰退し、1925年以降、姿を消したそうです。 純粋なターキーレッドの布は、もう、手に入りませんが、それらしいターキーレッドの布の復刻版を見つけて注文したので、只今、到着待ちです。 ハワイアンキルトを作った事はなく、アップリケ自体得意とは言えない私・・・(^o^; またもや、自分に出来るかどうかをじっくり考える前に走り出しちゃいました。 行かれる所まで行ってみるつもりです。(〃 ̄ω ̄〃ゞ
by yukamikamama
| 2006-11-25 15:57
| Patchwork&Quilt
|
Comments(21)
linkありがとうございました♪ウ~ン素敵。yukamikamamaさんならどこまででもいけそう。。。作品も素敵ですがこういった資料も見つけるのがお上手ですね。以前にアップされていたラーションのポストカードブックも
メチャメチャ欲しくなって本屋さん捜しまくって取り寄せてもらいました。 この本も探してみます。
0
オオーw(*゜o゜*)w 胸キュンの正体がやっと。。♪w
このキルト私も好きだな~~単色でシックな感じなのにかわいくて(*´ェ`*)ポッ このキルトに関するお話も楽しく読ませてもらいました^^ ターキーレッドの復刻版が届くのが楽しみね~♪ いてもたってもいられないほどの想い。。どんどんつっぱしっていっちゃって~~(>▽<)きゃー♪
ほんとですね~、ハワイアンキルトとそっくりです!
アップリケの周りのキルティングが素敵ですね。 布をカットするときもハワイアンキルトみたいに、八つに折って重なった状態に、はさみを入れるのかしら~♪私まで楽しみです。yukamikamamaさんの胸キュンが伝わってきそうです。
リンクの件ありがとうございました。
それから、↓の額 すてっちとマッチしていてとっても素敵(^^) キルトは未経験なんですが、yukamikamamaさんのお話 手作りの温かさを感じながら興味深く読ませていただきました。 ターキーレッドの復刻版 届くのが待ち遠しいですね。 どんな風に仕上がっていくのか楽しみにしていますね♪
はじめまして^^
いつも楽しく拝見していました。 小野ふみえさんとおっしゃるんですね・・・ 私、勉強不足で全然知らなくて。。。 先日アメリカンパッチワークキルトの旅で小野さん宅にお邪魔してお話を伺って来たのです。 アンティークキルトの数々も見せていただいて来ました。 行く前にもっと勉強すべきでしたね(^^; 教えていただいてありがとう! またお邪魔させてくださいね♪
やはり「花かご揺りかご」でしたか^^それもたぶんyukamikamamaさんだったらこれにときめくかな^^と思っていたものだったんですよ♪あの本の中でも一番エレガントなキルトですよね。
そういえば1月の東京ドームのイベントでは小野ふみえさんの特別展示がありますよね。私もあのコレクションが実際に拝見できるのかとわくわくしています♪ ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
お久しぶりです。ほんとにyukamikamamaさんの資料集めは素晴らしい物がありますね!とっても勉強になります。
私もこの本図書館で取り寄せてもらいます、絶対! わが街の図書館、お粗末でパッチワーク関係ほとんどありませんでした・・・。うちの方があります(笑)そんな訳で、探す前に取り寄せ決定なのです。 yukamikamamaさんなら、アップリケも、ハワイアンキルトも全然大丈夫ですよ。 チクチクの積み重ねなんですから。(笑)
胸キュンのこと、フロードリーだったんですね。
私はこれか、ボルチモアキルトかどっちかなぁと思っていたのです。 ターキーレッドの復刻版というのがあるんですね。届くまで楽しみですね。そういえば、キルトジャパンに、アンティークキルトの楽しみは、鑑賞→復刻→アレンジだということが書いてありました。 yukamikamamaさんはまさにこの王道を突き進んでいるのですね☆ 私はまだ鑑賞止まりです・・・・・・ 対称のモチーフが違うと、イメージもがらりと変わりますね。 ハワイアンとはまた違った格調高いイメージが感じられるような。 yukamikamamaさんの新しい世界が見られると思うとこちらもとても楽しみです。
yukamikamamaちゃんの胸を焦がした憎いヤツはこのキルトでしたか~(*^。^*)
σ(^^;)はつい30’s以降の華やかなキルトに目が行っちゃってたけど、よくよく見るとすっごく手が込んでいる素敵なキルトだったのね~。 早速型紙を作っちゃうあたり、さすがだわ~♪ 半分サイズってことは各モチーフは40cm角くらいかしら? 40cmで型紙がこのサイズ・・・細かい仕事になりそうねぇ! うししし♪ 腕が鳴るわねぇ~!(#^.^#) ところで、この厚紙って渋紙?・・・じゃないよねぇ? あんまりキレイにできてるからステンシルにも使えそうって思っちゃったわ~!
mitsu08783michiさん>
我ながら”怪しい人”・・・と思っています。***ヾ(≧∇≦)ノ” カール・ラーション、お好きですか?良いですよね。あれ、ずいぶん前の記事だったような・・・見てくださったのですね。嬉しいです。 温めている Eva のキットがあるのですが、ラーションのデザイン画らしいんです。そろそろ、始めたいなぁ。。気が多すぎ・・・(*^^*)
ふもさん>
人間には、一目惚れしたことないんだけど・・・突っ走ってます。(≧m≦)グフフ ふもさんも、このキルトお好きですか?ターキーレッドの布は、年月を経ると白っぽい色になるらしいんです。画像が少し暗いから解りにくいかもしれませんが、確かに、ちょっと白っぽい赤なんですよ。 復刻版の布は、鮮明な赤のようなので、ちょっと、考えちゃってます。(^o^;
mitarumamaさん>
アロハ~な雰囲気とは違うのですが、似ていますよね。(*^^*) 8つに折って切って~としたい所ですが、上手にカットできないような気が・・・。チャレンジしてみますね。 一番の難関は、”奥たてまつり”です。 出来るかどうか考えてドキドキしています。(^o^;
みいさん>
ありがとうございます。作風に合う額が見つかってホッとしています♪ キルト作りも楽しいので、是非、機会があったら作ってみてください。 アップリケキルトは、未経験なのでワクワクしています。(*^^*)
rosebouquetさん>
はじめまして。(*^^*) コメントをしてくださって、ありがとうございます♪ 小野さんのお宅に行かれたとは!!キルトもご覧になったのですね。 それは、すごい!!!(@@); そんな素敵なツアーがあるのですね。いいなぁ。 来年の東京ドームでは、小野さん所蔵のアンティークキルトの展示があるようなので、楽しみにしているんですよ。(^ー^* )ワクワク また、是非、遊びにいらしてください。
sunnyfacesさん>
おぉ・・・お見通しでしたか。(≧m≦) 何か、不思議な魅力ですよね。我が家にはない世界です。。。 そうそう、来年のドームで展示される小野さんのコレクション、楽しみですよね。実物を見てみたいです♪
ameri さん>
あらら・・・お久し振りです!何というタイミング♪(*'∀'*) ハワイアンキルトを見て素敵~と初めてワクワクしたのは、ameri さんの作品でした。でも、私には手強そうなので、見てるだけ・・・と思っていたのに。アップリケキルトを作ってみる事にしました。(≧∇≦) でも、かなり不安です。困った時には、助けて~と訪ねちゃうかも。。 その時には、宜しくお願いします。(^ー^* )
sakkoさん>
大らかで爽やかなハワイアンキルトとは、全然違う雰囲気ですよ~。 アップリケは、殆ど未経験。今回のモチーフは、かなり、難易度高そうです。 でも、最後までがんばってみます。(≧ω≦)
satopengさん>
すごい!!かなり、当たっていますね♪ アンティークキルトの楽しみは、鑑賞→復刻→アレンジですか!!素晴らしい。勉強になります。(*'∀'*) 最近、キルト雑誌は気が向いた時にしか読まないんです。しかも、立ち読み斜め読み。。。(≧m≦)プッ 王道を行かれると良いのですが、横道に逸れているような・・・迷子だったりして。。。手探り状態ですが、がんばってみますね♪
よっち さん>
すごいでしょ。びっくりでしょ~。***ヾ(≧∇≦)ノ” 華やかなキルトも素敵だけど、不思議な魅力にすっかりやられちゃいました。 そうそう、その通り、1つのブロックは約40cmです。サイズが小さいと型紙の切り込みがちょっと気掛かり・・・特に凹みの場所が心配です。 よっちちゃんだったら、腕をブンブン鳴らして針を動かしちゃうでしょうね。私は、シクシク泣きそう。。。(≧ω≦) 型紙はケーキ屋さんの箱で作っています。薄過ぎず厚過ぎずの厚みですよ。綺麗に見える?嬉しいなぁ♪ |
アバウト
カレンダー
カテゴリ
全体 Patchwork&Quilt Free Motion Quilting Cross Stitch Haandarbejdets Fremm Acufactum "A Most Noble Pursui Brenda Keyes Eva Rosenstand Fingerhut Bahmann Papillon Hemslojden Skane Quaker Rosewood Manor Thea Gouverneur Redwork Hardanger Hedebo Knitting & Crochet Wool Embroidery Russian embroidery Civil War Melodies B Quilt Club Baby Jane Quilt Bag、Accessory Thimble(ゆびぬき) Beads Doll Dressmaking Others Travel Lanate Plum Street Samplers fru zippe Pulled Thread Tatting Lace Le Bonheur des Dames SOLLEROSOM&DALSOM French Embroidery 刺し子 Brackwork Dog 以前の記事
フォロー中のブログ
“はなみずき” おかんのつぶやき zarlo 豚子之足跡*** のんびりのびのび akusenkutou らもの好きなもの日記 「Stitch +」 h... cotton palette 銀青blog days fumomemo Farm life Nami's Stitc... のらりくらりと miel*sucre at my place ミイのステッチ一歩一歩 バンクーバー日々是々 Point de X のこと イギリス 西ウェールズの... *楽しく暮らそ* ちりちりり --Blanc chi... pastel bleu Rice Paddy アメリカからニュージーランドへ 今が一番 オアシスへの旅Ⅱ 酒の友ときどきいぬねこ2 rin時日報3 よっちゃんのちくちく日記 link
最新のコメント
ブログパーツ
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
ファン申請 |
||